鉄筋・鉄骨の曲げ加工温度?試験によく出る「温度」の覚え方〜2級建築施工管理技士試験対策
このサイトでは、2級建築施工管理技士試験を独学で1発合格した筆者が、合格するために実際に行った勉強法や独自の覚え方などについて公開していきます。
今日は、具体的な勉強内容について、私の覚え方をシェアしたいと思います。題して、「勝手にまとめて覚えちゃおうシリーズ」。今日は第一弾として「温度」について一緒に覚えちゃいましょう。
☞この記事で書いていること
「勝手にまとめて覚えちゃおうシリーズ」とは…?
シリーズ初回なので、なんでこんなシリーズをしようと思ったかの背景を少しだけ話させてください。(興味ない方はスキップしてください)
私が、施工管理の試験勉強をしていて感じていたのが、温度だとか、長さだとか、高さだとか、似ているものが多くて、非常に紛らわしいということです。「あれ?これ前にも出てきた問題だけど、60cm?90cmどっちだっけ?」というように、何となく覚えているのだけど、いざ答えを選ぼうとすると、答えに自信がなくなってしまい、得点に結びつかず、しばらく苦戦しました。
施工管理の試験は、一部を除き、回答する問題を選択できますが、このように自信の無い回答が多くなってしまうと、回答すべき問題を選び間違えてしまい、得点を逃してしまいがちです。確実に得点するには、自信を持って答えを選ぶことのできる問題数を着実に増やしていくことが大切なのです。
そこで、私が見いだしたのが、あえて紛らわしいものを集めてきて、一気に覚えてしまうという方法です。
こうすることで、「なんとなく」「あやふやに」覚えることが減り、自信を持って答えられるようになりました。
だから、この方法をシェアすることで、以前の私と同じように苦戦している方が少しでも楽に覚えられるようになれば嬉しいなと思い、シリーズ化しようと思いました。
いろいろな「温度」をまとめて覚えちゃおう
では、さっそく本題に。
過去問を解いていると、「曲げ加工温度」やら「溶接温度」やら色々な温度がでてきて紛らわしい。
なら、一気に書き出して、一気にやっつけてしまいましょう。
1 | 鉄筋の曲げ加工温度 |
常温 |
---|---|---|
2 | 鉄骨の曲げ加工温度 |
常温もしくは |
3 |
鋼の引っぱり強さが |
250〜300℃ |
4 |
ビニル床シートの |
180〜200℃ |
覚えるためのヒント
特にややこしい、鉄筋と鉄骨の曲げ加工温度については、私はこんな感じで覚えました。
まず、鉄筋と鉄骨をイメージします。
鉄筋は、人の体で例えると筋肉の筋(すじ)。細くて繊細な棒です。一方の鉄骨は、人の体で例えると骨。体を支える、筋より強くて太い棒です。
そもそも鉄の性質として、加熱すると性質が変わってモロくなります。
だから、筋のように繊細な棒である「鉄筋」は、加熱しないで常温が良い。筋より強い骨「鉄骨」も、できれば加熱しない常温が良いけれど、変化の少ない温度(850〜900℃)なら良しとする。
- 鉄筋:常温
- 鉄骨:常温もしくは850〜900℃
こんな感じでイメージを合わせて覚えると、「どっちがどっちの温度だっけ?」なんてことは無くなりますよね。
まとめ
まとめて覚えちゃおうシリーズ第一弾「温度」についてでした。
テキストでは単元ごとに、バラバラと登場してくる温度も、こうやって一気にまとめて頭にいれてしまえば、「あれ?どれがどの温度だっけ?」とあやふやになっていた記憶を整理できるのでオススメですよ。
この調子で、1つ1つ確実に答えられる問題を増やしていきましょ〜!
ではまた次回。