フランジ?ウェブ?色々なプレートの覚え方(語呂)〜2級建築施工管理技士試験対策
このサイトでは、2級建築施工管理技士試験を独学で1発合格した筆者が、合格するために実際に行った勉強法や独自の覚え方などについて公開していきます。
さてさて。勝手にまとめて覚えちゃおうシリーズ第二弾です。今日は「鉄骨造の部材」について、一気に覚えちゃいましょう。
鉄骨造の部材について、試験では沢山の【○○プレート】のうち、「どのプレートがどういう時に使われるものか」が問われることが多いです。
皆さんは、自信をもってそれぞれのプレートの役割を答えられますか?
私は、しっかり覚えたつもりでも、いざ試験で出題されると「あれ?どのプレートだっけ?」回答に自信がなくなってしまうことも少なくありませんでした。
それなら、勝手に語呂をつくって覚えちゃいましょう。今日は私が実際に覚えた語呂をシェアします。
「鉄骨造の部材」覚えるための語呂
H形鋼
☞フランジプレート・ウェブプレート、どっちがどっち?
【語呂】フラフラでウェ〜 (二日酔いの姿を思い浮かべて)
「フラフラ」はフランジプレートのこと。「ウェ〜」はウェブプレートのこと。「フラ」「フラ」で2回でてくるので、H形鋼の上下2本のプレートの方だと覚えよう。
その他のプレート
☞ガセットプレート
節点に集まる部材相互の接合に用いられる鋼板。
【語呂】ガチッっと接合!ガセットプレート
☞フィラープレート
厚さの違う板をボルト接合する際に、板の厚さの差による隙間を少なくするために用いる。
【語呂】フィラーは「fill (フィル):満たす、埋める」なので、板の隙間を埋める。
☞スプライスプレート
ボルト接合の際に、部材間の応力を伝達するために、母材に添えて用いる。添え板。
【語呂】ス(プ)ライスチーズを添えて、サンドイッチ完成!
まとめ
以上、鉄骨造の色々なプレートを覚えるための語呂集でした。若干、無理矢理感があるのは大目に見てやってください。笑
前回もお伝えしましたが、建築施工管理の試験で確実に点にするには、あやふやな暗記ではダメ。確実に回答できる問題を1つ1つ増やしていくことが、合格へ繋がります。
ではまた次回へ〜。
私が実際に使用したオススメテキストはこちら。
zerokarasekokan.hatenadiary.com
鉄筋・鉄骨の曲げ加工温度?試験によく出る「温度」の覚え方〜2級建築施工管理技士試験対策
このサイトでは、2級建築施工管理技士試験を独学で1発合格した筆者が、合格するために実際に行った勉強法や独自の覚え方などについて公開していきます。
今日は、具体的な勉強内容について、私の覚え方をシェアしたいと思います。題して、「勝手にまとめて覚えちゃおうシリーズ」。今日は第一弾として「温度」について一緒に覚えちゃいましょう。
☞この記事で書いていること
「勝手にまとめて覚えちゃおうシリーズ」とは…?
シリーズ初回なので、なんでこんなシリーズをしようと思ったかの背景を少しだけ話させてください。(興味ない方はスキップしてください)
私が、施工管理の試験勉強をしていて感じていたのが、温度だとか、長さだとか、高さだとか、似ているものが多くて、非常に紛らわしいということです。「あれ?これ前にも出てきた問題だけど、60cm?90cmどっちだっけ?」というように、何となく覚えているのだけど、いざ答えを選ぼうとすると、答えに自信がなくなってしまい、得点に結びつかず、しばらく苦戦しました。
施工管理の試験は、一部を除き、回答する問題を選択できますが、このように自信の無い回答が多くなってしまうと、回答すべき問題を選び間違えてしまい、得点を逃してしまいがちです。確実に得点するには、自信を持って答えを選ぶことのできる問題数を着実に増やしていくことが大切なのです。
そこで、私が見いだしたのが、あえて紛らわしいものを集めてきて、一気に覚えてしまうという方法です。
こうすることで、「なんとなく」「あやふやに」覚えることが減り、自信を持って答えられるようになりました。
だから、この方法をシェアすることで、以前の私と同じように苦戦している方が少しでも楽に覚えられるようになれば嬉しいなと思い、シリーズ化しようと思いました。
いろいろな「温度」をまとめて覚えちゃおう
では、さっそく本題に。
過去問を解いていると、「曲げ加工温度」やら「溶接温度」やら色々な温度がでてきて紛らわしい。
なら、一気に書き出して、一気にやっつけてしまいましょう。
1 | 鉄筋の曲げ加工温度 |
常温 |
---|---|---|
2 | 鉄骨の曲げ加工温度 |
常温もしくは |
3 |
鋼の引っぱり強さが |
250〜300℃ |
4 |
ビニル床シートの |
180〜200℃ |
覚えるためのヒント
特にややこしい、鉄筋と鉄骨の曲げ加工温度については、私はこんな感じで覚えました。
まず、鉄筋と鉄骨をイメージします。
鉄筋は、人の体で例えると筋肉の筋(すじ)。細くて繊細な棒です。一方の鉄骨は、人の体で例えると骨。体を支える、筋より強くて太い棒です。
そもそも鉄の性質として、加熱すると性質が変わってモロくなります。
だから、筋のように繊細な棒である「鉄筋」は、加熱しないで常温が良い。筋より強い骨「鉄骨」も、できれば加熱しない常温が良いけれど、変化の少ない温度(850〜900℃)なら良しとする。
- 鉄筋:常温
- 鉄骨:常温もしくは850〜900℃
こんな感じでイメージを合わせて覚えると、「どっちがどっちの温度だっけ?」なんてことは無くなりますよね。
まとめ
まとめて覚えちゃおうシリーズ第一弾「温度」についてでした。
テキストでは単元ごとに、バラバラと登場してくる温度も、こうやって一気にまとめて頭にいれてしまえば、「あれ?どれがどの温度だっけ?」とあやふやになっていた記憶を整理できるのでオススメですよ。
この調子で、1つ1つ確実に答えられる問題を増やしていきましょ〜!
ではまた次回。
独学3ヶ月で合格!私が使ったテキスト&過去問 〜2級建築施工管理技士試験
このサイトでは、2級建築施工管理技士試験を独学で1発合格した筆者が、合格するために実際に行った勉強法や独自の覚え方などについて公開していきます。
さて、受験を決めたら、まず悩むのが「テキスト・過去問題集選び」です。
書店には、多数の出版社のテキスト・過去問題集が並んでいて、パッと見ただけではどれも同じに見えてしまうし、どれを使えばよいのか悩むところです。
でも、どれも同じではありません。違いが分からないからといって、テキスト・過去問題集を「なんとな〜く」「適当に」選んでは絶対ダメです!合格への近道は、まず良いテキスト・過去問題集を選ぶことから始まっているからです。
そこで、今回は、独学3ヶ月で1発合格した筆者が、「これを使えば合格できる」おすすめのテキストと過去問題集をご紹介します。
☞この記事で書いていること
重要なのは、参考書より「過去問題集」
一般的な試験勉強だと、まず参考書でインプットしてから、実践練習として過去問に取りかかるという方法が思い浮かぶかもしれませんが、施工管理の試験勉強法としては、NGです。
効率的に、かつ確実に1発で合格したいのなら、「過去問7割、テキスト3割」くらいの比率で、過去問に重点を置いた勉強が必要です。
過去問題集選びのポイント
「え?過去問題集選び?過去問ならどれも同じじゃないの?」と思った方も多いはず。いやいや、同じではありません!過去問題集も良いものを選ぶことが大切です。
初心者独学向け 過去問題集とは?
良い過去問題集かどうかを判断するポイントはたったの1つです。
解説がわかりやすく・丁寧である
過去問題集選びのポイントはこれに尽きます。先ほどもお話しましたが、建築施工管理技士の試験を独学で突破しようとするなら、とにかく過去問を繰り返し解きまくることが重要です。
「過去問を解く→わからない問題の解説を読んで理解する」を繰り返すことで、自然に試験に出るポイントが分かるようになり、また知識を定着することができるからです。つまり、過去問題集は「実力を試すために解く」ためのものではなく、知識をインプットするために使うアイテムなのです。だから、解説がいかに「わかりやすく・丁寧である」かが重要なのです。
オススメ過去問題集
私が実際に使ってみてオススメしたい過去問題集はこちら。
過去5年分、計8回分の過去問が掲載されているので、過去問として解いておくのに、十分なボリュームがあります。さらに、学科のみならず実地の過去問(+傾向対策)も掲載されているので、過去問題集としてはこれ1冊だけで十分足りてしまいます。
他のテキストより若干お値段がはりますが、総合的にみると断然お得なのでオススメです。
もちろん、解説の質も◎!問題を解いた後に、解説をしっかり読み込んでおけば、合格に必要な知識は十分に習得することができます。
ちなみに、私はこの過去問題集を使って、5年分を5周して一発合格することができました。
テキスト(参考書)選びのポイント
次に、テキストについてお話します。繰り返しになりますが、1番大事なのは過去問です。ただ、初めて受験する方にとっては、「過去問だけでは理解しきれない」ことも出てくるかと思います。
そこで、補助的に使うものとして1冊テキストを用意しておくことをオススメします。
オススメテキスト(参考書)
私が実際に使用したテキストはこちらです。
イラストや表を交えながら、わかりやすく解説してくれています。使っていて特に良いなと思ったのは、各ページの下に、専門用語を補足説明してくれているので、初心者にも優しいという点です。
ただ、「ココが試験出ます!」的な書き方はしていないので、試験に出るポイントだけを教えてほしい方向けではないと思います。
実際に勉強してみて、試験を受けてみて分かったのですが、試験で出やすいポイントは、過去問を繰り返し解いているうちに嫌でも分かります。だから、テキストにわざわざ教えてもらう必要はないと私は思います。
なので、このテキストは、過去問と解いている中で「あ、ここ理解できないな」とか「あれ?なんだっけ?」というポイントを辞書的に使うのがオススメです。
もう1つ。補助的につかうならこちらのテキストもオススメです。
こちらは、要点だけを完結にまとめてくれているので、サブテキスト的な使い方がおすすめかなと思います。
まとめ
以上、実際に私が使って合格したオススメのテキスト・過去問題集をご紹介しました。
意外と悩むテキスト・過去問題集選び。ここで悩みすぎて時間を無駄にしないためにも、間違ったテキスト選びをしないためにも、経験者の意見を参考にするのがオススメです。
そして、受験を決意したなら、今すぐにテキスト・過去問題集を用意しましょう。 決意したときに行動(勉強)を起こすことが大切です。やる気の火が消えないうちに、勢いがあるうちに、始まることが合格の第一歩です。
では、またお会いしましょう。