サクラ咲け

独学3ヶ月で2級施工管理技士に合格!受かる方法を教えちゃいます。

効率的に合格したいなら勉強順が大切! 〜2級建築施工管理技士試験対策

このサイトでは、2級建築施工管理技士試験を独学で1発合格した筆者が、合格するために実際に行った勉強法や独自の覚え方などについて公開していきます。

 

今回は、初めて勉強する人にオススメな単元の勉強順についてお話します。

 

 「え?勉強順?」と思った方!もしかして最初から順番どおりに、テキストの1ページ目から順番に勉強しようと思っていましたか?

それはオススメできません。なぜなら、出題範囲が広いこの試験は、順番どおりに進めていると、苦手な分野に入った途端に急激にペースダウンしてしまい、そのまま戦意喪失してしまう方が多いからです。

最後までモチベーションを保って勉強をしていくためには、勉強順にも少し工夫が必要です。

 

☞この記事で書いていること

 

 

オススメの勉強順

では、最後まで戦意喪失せず、効率的に勉強を進めるには、どのように勉強を進めて行けばよいでしょうか。

それは、ずばり①得意な単元、②得点に結びつきやすい単元から取り組むことをオススメします。

理由

その理由は、満点をとる必要がないからです。2級建築施工管理技士に合格するには、50問出題されるうち、40問を回答し6割の24点をとれば良いとされているからです。

効率的に合格したいのなら、満点は目指さないでください。満点を目指してしまうと逆に自滅します。

6割に余裕分を加えた7割得点するための勉強を、是非してください。そのために、①得意な単元、②得点に結びつきやすい単元から勉強することが必要なのです。

 

①得意な単元の見つけ方

得意な単元を見つけるには、「ざっくり問題を解いてみて理解できる」もしくは「解説を読んで、すんなり頭に入ってくる」かどうか等、フィーリング的に判断するので良いかと思います。

建築学一般は、学校の理科で習ったことや一般常識で解ける問題もあるので、比較的取っ付きやすいかと思います。あとは、実務経験に近い単元も良いかもしれませんね。

 

②得点になりやすい単元とは?

次に、得点になりやすい単元について見て行きましょう。そのために、まずは試験の出題区分と配点をしっかり理解しておくことが必要です。

2級建築施工管理技士試験の出題区分と配点

試験の出題区分と配点は、以下のとおりになっています。

1)建築学一般:9問(14問から選択)
2)施工共通:3問
3)躯体・仕上げ工事:12問(15問から選択)
4)施工管理:10問
5)法規:6問(8問から選択)

 

配点が多い分野を優先的に

このように配点を見てみると、かなりバラつきがあることが分かりますね。効率的に合格するには、配点の高い単元に力を入れることが大事です。

例えば、いくら【2)施工共通】が得意だからといって、一生懸命勉強したところで、出題は3問だけなので最大でも3点しかとれません。比較的得意な分野、かつ配点の多い分野を優先的に勉強していくことが合格への近道です。

 

選択問題より必須問題を優先的に

2級施工管理技士の試験の特徴として、「選択問題」と「必須問題」の2種類があります。

必須問題とは、【2)施工共通】と【4)施工管理】のことで、出題された問題全てに答えなければなりません。一方、それ以外の分野は選択問題となり、出題数に対し求められる回答数が少ないので、全ての問題に答える必要がありません。つまり、捨てられる問題があるということです。

例えば、【1)建築学一般】では、14問の出題に対し回答数は9問なので、5問は回答しなくてよい(捨ててよい)のです。

このような理由で、全問を答えなければならず問題数も多い【4)施工管理】を優先的に勉強するという方法もオススメです。

 

f:id:tamako116:20210106125809j:plain

合格しますように。

 

実際の私の勉強順

ツラツラと勉強順について語ってきましたが、では実際に私はどんな順番で勉強したかをお話しますと…

【1)建築学一般】→【5)法規】→【4)施工管理】→【2)施工共通】→【3)躯体・仕上げ工事】

の順番で勉強しました。

 

勉強してみてどうだった?

出身学部は全く関係なく、しかも実務経験もかなり浅い私にとっては、どれも0からインプットしていくような状況でした。そんな私にでも【1)建築学一般】と【5)法規】は比較的スラスラ頭に入ったので、最初にこの2つを勉強したのは正解でした。

得意分野から始めたことで「お!思ったより簡単じゃん!?このまま合格目指して頑張るぞ〜!」とエンジン全開になったところで、配点が高く必須問題の【4)施工管理】へ。

そして、少し苦戦して疲れたところで、ボリューム少なめの【2)施工共通】でリフレッシュ。

最後に苦手な【3)躯体・仕上げ工事】。苦手分野でありボニュームも大きい【3)躯体・仕上げ工事】は苦戦しましたが、最後に残しておいたおかげで「ここまで勉強してきたのに、諦めてたまるか…」「最後だから頑張ろう」という気持ちになり、最後までモチベーションを保って勉強することができました。

 

まとめ

以上、2級建築施工管理技士試験に初めて臨む方におすすめの単元勉強順についてでした。

1発でかつ効率的に試験に合格するには、闇雲に勉強していてはダメです。正しい方法で正しい順序で勉強することで、圧倒的に楽して合格できるのです。

これから勉強を始める方も、もう始めている方も、一緒に頑張りましょう!

ではまた次回。